事業を発展させる方法はいろいろありますが、考え方として「芯」(コア事業)を確立して、そこから自社の強みを活かした展開軸に沿って事業展開を行う、という方法があります。
これは現代の市場攻略にもっともマッチしていると思われる方法ですが、その特徴は
以下のとおりです。
1)対称を限定してその中で一番になる
2)顧客重視の戦略である
3)自社の特徴が明確になる
4)シナジー効果が得られる
なお、ここでいう「シナジー」とは、今ある設備を再利用または有効活用できるという意味ではなく、営業活動においてシナジー(相乗効果)を生み出すという意味です。顧客獲得コストが下がるということで、これがこれからの「シナジー」の考え方です。 |
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ひとつ例を挙げでみます。
英会話教室を経営する事業者(A社とB社)があるとします。
英会話教室事業とは、「英語」というコアスキルをスクーリングというカタチに商品化されたものですが、それをどの方向に展開するかはさまざまです。
A社の社長は「スクーリング」=「教えること」に熱意をもった人物です。
一方、B社の社長は「異言語の理解」=「コミュニケーションツール」という軸での展開を考えています。
A社が目指す事業のグランドデザインとして以下のように考えます。 |

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| これは、英会話教室事業で培った教育のノウハウをスクーリングの軸方向に展開し、1)英語以外のコンテンツを、2)教室以外の手段で提供してゆく、というスキームです。
そして、B社の場合はこのような展開が考えられます。 |
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一般的な英会話教室では、話せるところまではなかなか行けないのが実情ですが、
「話せるようになります!」というより深い内容の提供を行い、そこから「実務ツール」というレベルにまで高めると、ビジネスの分野でのサポート事業が見えてきます。
「ポジショニング」は業界内での自社の存在理由です。
「こんな方はうちに来てください」という会社が市場に対して発信する「メッセージ」です。事業フレームを構築することでそのメッセージがより強調されます。
英語を学びたい一般の人はA社へ行き、プロのレベルを目指す人はB社に行きます。
顧客はいろんな学校の資料を取り寄せ、インターネットで調べてどこに行くかを決めます。
取り立てて特徴のないところをあえて選ぶということは考えられません。
これからは顧客ニーズがさらに細分化してゆきます。
特徴のない会社は、誰の「リスト」にも名前が載らないことになります。 |
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安さを「売り」にする会社もあります。
大きな会社はそれ自体が「売り」といえるかもしれません。
よく言う「ビジョン」とは、とかく売上目標や規模を描くよう言われますが、
「カタチ」を描くことの方が大切だと私は考えます。
自社のグランドデザインを描き、視線を先に持ってゆくことで、大局的なものの見方ができるようになり、何をすべきで、何をすべきでないか、が明確になります。 |